修行１０日目 今日の課題は焼きムラ

今日の仕込みは砂肝、ハツ、レバー。

砂肝は一番やってるだけあって、かなり良い感じ。

 ハツは最後に大きい肉が余ってしまって、串の一番下の肉に使わなければいけなくなった（焼けない原因となる）が、まあまあ手応えはあり。

そして、開店までにハツと砂肝１袋ずつを捌き～串打ちまでできたので、スピードも上がってきている証拠だ。

課題のレバーは今日は少ししかできなかったが、大分イメージは掴んできた。鮮度が命と言われる部位だけあって、味も当然違えば、串打ちのしやすさも大分変わる。鮮度が良いとプルッとして刺しやすいが、柔らかくなってると刺しづらい。日持ちしないので、ほぼ毎日仕入れしてると思うが、毎回鮮度がけっこう違うし、多分色々とデリケートな部位なんだと思う。

営業中は今日も激混み。

やっぱり、週末は凄いなー。

今日は焼き台のメカニズムを教えてもらった。いつお客さんが来るかわからないので、常に余熱で温めておく必要がある（当店のはかなり大きく、すぐに温まらない）。

どこの部位をどのくらいの火力で焼けば丁度良いかは分かってきたが、根本が焼けてなくて焼きムラが出てしまうこともあるのでそこが課題。

それに、この店でできても、焼き台や店の設備が変われば全く違うやり方になるのが炭焼きの難しい所らしく、焼鳥の世界では「串打ち３年、焼き一生」という言葉があるくらい炭の扱いは難しいものだ。

しかし、まだ修行10日目の段階であまり先のことを見てもしょうがないので、今は目の前の課題を一つずつクリアしていこうと思う。

とにかく今は、この店での仕事のクオリティを上げるのみ。

一つ一つ、大切にやっていこう！