元銀行員が一から焼鳥屋開業を目指すBlog

北海道札幌すすきの在住。32歳(男)既婚。 大学卒業後9年間、北海道の銀行で主に法人融資係として勤務。 心機一転、焼鳥屋開業を目指すため2017年7月退職。 このブログは元銀行員が一から焼鳥屋開業を目指す過程をお伝えするものです。 素人が開業するまでの過程を一から包み隠さず、なるべく詳細にお伝えします。

修行2日目

今日はつくねの仕込みからスタート。

「仕込みで一番大変なのはつくねだ」と事前に言われていたので、恐る恐るスタートを切る。

まずは、玉ねぎ、人参、にら、ネギをみじん切り。こんなこともあろうと、家で野菜用の包丁も研いでいってよかった。

そして、肉を冷蔵庫から取り出した瞬間、その理由は明確になった。

 

「ほぼ凍ってる・・」

そうか、これを手でこねていくのか・・

肉と野菜を混ぜ合わせ、調味料を調合しこねていく作業。肉の温度が高いと脂が分離してだるだるのつくねになってしまうので冷たいうちにこねる必要がある。

 

冷たさのレベルでいうと、アイスノンを直にあてがる10倍位冷たくて、しかも両手の手首まで肉に埋まるので逃げ場もなく、ほぼ凍傷レベル。過去には冷たさで肛門を壊された方もいたらしい笑。それを聞いて爆笑するも、0.1秒後には手に激痛が走り、この作業にはなんのごまかしも効かないと悟る。

これを30分位?かけて捏ねていき、最後は手の感覚をなくし無事終了。冬はもっと冷たいらしいが、一旦それは忘れよう。

 

そして営業スタート。

今日からはオーダーの焼鳥を全部焼かせてもらった。

火力を安定させつつ、均等に火が入るようこまめに移動させながら焼く。特に串の一番下の肉には火が入りづらいので注意。

いつ何名来店されるかわからないので、炭を絶対切らさないように補充しておく。

他に焼き魚やイカ焼き、焼きおにぎり等も炭でやるので、なるほど、炭火焼鳥屋のおやじは焼場から離れないイメージがあるが、離れられないのだと分かった。

 

空いた時間はレバーと砂肝の仕込み。肉の筋取りは焼肉屋で働いていた時に少しやっていたので役に立った!

やはり、捌きは良いが串打ちが難しい。

手にぶっ刺したり、真ん中に入らなかったり・・。部位によって当然打ち方が違う。練習あるのみ。

 

こうして2日目も無事終了。

言われたことを漠然とやるのではなく、自分で考えながら意味を持たすと分かることや見えてくることがある。

どんな職業でもそうなのだと痛感する。

これを毎日積み重ねることしかない。

今日の自分を毎日超えていけば、必ず成長はあるし何より楽しい。

明日も頑張ろう!