修行８８日目 チェーン店で学ぶ

【今年の修行期間４９６時間経過／５００時間】

今日は修業後、あるチェーン焼鳥店に行った。

驚いた。

旨すぎる・・。

炭火焼き、串のボリュームもしっかりあって生肉使用。

今の時代、知識やレシピはいくらでもシェアされており、調味料もなんでも手に入る。

特に焼鳥の場合、鮮度の良い生肉を炭火で焼いて、塩や自家製のタレにまぶせば、基本的にまずくなることはない。

焼鳥はこうあるべきだ！そのやり方は違う！とこだわり抜く職人の世界も素晴らしいと思うが、飲食店をやることが目的である僕は、お客さんが旨いと思ってくれればそれで良い。

野球をやったことない僕からすると、イチローの何が凄いのかわからない。ただ、上手いのは分かる。でも、野球経験者はイチローの何が凄いのか細かく説明できる。それと同じで、こだわりは自己満足や業界の中でやれば良くて、大衆に旨いと評価されればいいという考え方である。

現代は、どの店に行っても外れはなく、そこそこ美味しいものが出る。そして知識のシェアによって再現性が高い。もっというと、この焼鳥屋ならばマニュアル化されていて最終的に誰でもこの味が出せるということだ。というのを考えれば、やはり飲食店の勝負の分かれ目は焼鳥という“商品”ではなく僕という“人”に、“時間”に“空間”にお客さんが価値を感じるかだと思う。

そのためにはどうすべきかを考えて今もやっているし、そうゆう店を目指していきたい。

バックもお金も特技も何も持っていない僕が自分の価値を上げるには、とにかく行動して魅力（希少度）を上げるしかない！

というように、チェーン店に行ってみて進むべき道を再確認できました。

～札幌ひげぼうず～

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