元銀行員が一から焼鳥屋開業を目指すBlog

北海道札幌すすきの在住。32歳(男)既婚。 大学卒業後9年間、北海道の銀行で主に法人融資係として勤務。 心機一転、焼鳥屋開業を目指すため2017年7月退職。 このブログは元銀行員が一から焼鳥屋開業を目指す過程をお伝えするものです。 素人が開業するまでの過程を一から包み隠さず、なるべく詳細にお伝えします。

被災して思うことと南海トラフ地震

今回の地震で被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。

また、たくさんの方々にご心配頂き、ありがとうございます。家族ともに無事です。

私の自宅は電気、水道ともに約24時間で復旧しましたが、札幌だけでもまだまだ完成復旧してないようで、節電、節水に努めたいと思います。

さて、今回の地震は夜中3時頃発生し、1時間も経たないうちに停電、断水が起きました。すぐに復旧するかと思いじっと待つも、一向に復旧する兆しがなく、外に出てみると、信号、コンビニ、街全体が真っ暗な状態。私が住んでいるすすきのは、きらびやかなネオンが完全にショートし、店で飲んでいたのであろう大勢の人々が街中を彷徨ってました。

 

札幌は大丈夫だと高をくくっていましたが、やはり準備の大切さを思い知らされました。水、非常食、防寒具、ラジオ、懐中電灯、電池、ガスコンロ、ガスボンベ、モバイルバッテリー、現金の用意の他、家族と連絡が取れない場合はどこで待ち合わせするか決めておくことは重要というより必須ですね。ライフラインがショートするというのは本当に恐ろしいことだと身にしみました。事前準備があれば、冷静な対処、行動ができると思います。

 

そして私が被災して頭をよぎったことは、向こう30年以内に70~80%の確率で起こるといわれている南海トラフ巨大地震です。

事前対策は絶対に必要です。

もし、何も考えていない方がいれば今すぐにやってほしいです。24時間の停電ですら本当に、かなりきつかったです。そして、起こってからでは取り返しがつかないです。

上記の装備は勿論、避難場所やその土地のハザードマップを把握しておく必要があります。想定できない地震はやむを得ない部分もあると思いますが、南海トラフのように政府がオフィシャルに想定してる震災は事前に対策できるので、しないとまずいですね。

賃貸住宅は、その地域の地盤や建物構造、築年数、ハザードマップを見るべきです。住宅を建てる場合は尚更、綿密な対策の下で計画しないと取り返しのつかないことになります。ローンを組む場合、一般的な知識でいうと地震保険は火災保険の1/2が上限で、被災時の時価に対しての保険金算出、そして損害割合を段階別に分けての審査査定になることから、被災損害を保険で全カバーすることは現実的に難しいと思います。

色々と考えておくべきことは多いですね。
私も札幌がもう少し落ち着いたら、今回の準備不足を反省し、今後の震災対策をしっかりしておこうと思います。