山本KIDさんご冥福をお祈りします
好きな格闘家が亡くなった。
10年以上前、大晦日に行われた魔娑斗VS山本KID。試合を見てファンになった。
誰も恐れない果敢なファイティングスタイル、日本人離れした肉体、勝ち気でやんちゃキャラだが出身はどエリートというギャップ、全てがカリスマ性に溢れていた。
レスリング一家に生まれ、幼少期からレスリング漬けで育ち、格闘家としても常に第一線で戦うほど鍛えられた一流の選手でもガンには勝てないと思うと、人間の無力さを感じざるを得ない。
レスリングから格闘家へ転向した経緯を語っている動画を見たことがある。格闘技を見た瞬間、これだ!と直感的に思ったらしい。そして、これからも好きなことをやっていくのが自分の夢であり、人生だと語っていた。
自身の生き方が他人にインスピレーションを与え続けた、そんな格闘家だったと思う。
41歳という早すぎる死であるが、とてつもなく濃い人生を歩み、今を生きて、夢を叶えていたのだと思う。
こういう死に直面すると、いつも思う。
いつくるか分からないし、人生なんてあっという間に終わる。自分の人生を生きる。世間の人生を生きない。世間の目や他人の評価に生きることは絶対にしないと。
夢と感動をありがとうございました。 2018.9.18